2024/09/04 のほんまでっかTVで紹介された、
正しい歩き方、老化防止、カロリー消費、脂肪燃焼のコツについて
管理栄養士の視点でまとめていきます。
歩数の目安
30分のジョギングと比較すると1.14倍
一気に8000歩を歩く必要はなく、こまめに歩くことが大切!
1回が、5分程度の運動でも効果があることがわかっています。
時間に余裕のある帰り道は、電車で一駅前に降りて歩いて帰ったり、エレベーターではなく、階段を使う等
少しの心がけが大切ですね。
歩き方
歩き方イメージ
・みぞおちが股と思って大股で歩く
・ヒールの時は、後ろに重心を傾け、喉元が股と思って大股で歩く
脂肪燃焼のコツ
食後歩くことで、余ったエネルギーが中性脂肪として蓄えられる前に、
エネルギーを消費することができるのです。
病院でも、糖尿病患者さんの、食後の高血糖を防ぐために、
食後30分休憩してから歩くことをおすすめしていました。
食後の高血糖を含め,血糖値の乱効果のことは血糖値スパイクと言われ、
これは、血管へのダメージにつながり、動脈硬化を促進してしまいます。
また、終末糖化産物であり、老化物質であるAGEs産生にもつながってしまうため、
『歩行』は様々な効果が期待できます。
エネルギー消費を大きくするために
いつ歩くのが効果的か
食前に45分歩くより、
毎食後15分ずつ歩く方が、エネルギー消費が大きいことが報告されています。
どのように歩くのが効果的か
ウォーキング30分前にコーヒーを飲む
コーヒーは利尿作用があるため、
汗をかいた運動後は、お水での水分補給も忘れずに♩
後ろ向き歩き
前向きより、周りの環境への注意が必要となるため、
体脂肪減少、認知機能改善効果が期待でき、
エネルギー消費も40%UPするそうです!
下り坂を歩く
下り坂を歩く際は、筋肉を伸ばしながら力を出すことになり、
エネルギー(糖)を消費します。
歩く速度
歩くのが遅いと、45歳で認知機能と見た目が老化すると言われています。
・歩幅は65cm
横断歩道の白線を踏まないように歩くとちょうど良い歩幅になるそうです。
まとめ
運動はしたいし、健康に気を遣いたいけど、
ジムに行ったりはなんだか抵抗があるし継続できるか不安、
という方も多いと思いますが、
ちょっと意識するだけで『歩く』は実践できるため、
明日からの日常に役立てていただけたら幸いです。
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