2024/10/16 ほんまでっかTVで紹介された、ダイエットのムダ努力。
糖質制限ダイエット、断食、血糖値の上昇を防ぐために野菜から食べる、
間違ったダイエット法、おすすめのダイエット、食欲を抑える食材、
ダイエットに良いお茶とは??管理栄養士の目線で解説していきます。
間違ったダイエット法
ベジファースト
食事の初めに野菜から食べるというベジファースト。
実践している人は多いはず。
そもそも野菜を最初に食べることは、
血糖値の上昇を抑え、体脂肪をつきにくくする効果があるのです。
ダイエットの観点では、タンパク質から先に食べることで、
食欲を抑える効果が期待できます。
タンパク質の選び方
現代の食生活では、植物性タンパク質の摂取機会が少ないため、
積極的に植物性タンパク質を取り入れていく必要があります。
いつもの食事にプラスするのではなく、動物性タンパク質を植物性タンパク質に置き換えていくイメージが大切!
植物性タンパク質とは
豆腐等の大豆製品、ナッツ類が該当します。
果汁100%ジュース
一見、健康的なイメージのある100%ジュースですが、
果汁に多く含まれる果糖は、肝臓で代謝され
過剰になると、中性脂肪に合成され、脂肪肝になりやすい特徴があります。
ビタミンやミネラルは含まれるため、量や頻度に注意して
摂取するのが良さそうですね。
糖質制限
ダイエットを試みる人は、
一度はするであろう糖質制限のデメリットについても紹介されていました。
賛否両論ありますが、私も下記の理由で糖質制限はおすすめしていません。
糖質制限で落ちる体重はほとんど水分
糖質は、水分と一緒に体内に吸収され、
糖質が1に対して水分は3吸収されると言われます。
つまり、糖質制限によって比較的短期間で減る体重は、脂肪ではなく、
糖質摂取を減らした分、吸収しなくなった水分が抜けたものと言われています。
糖質制限によって太りやすい体質に
糖質制限によってエネルギーが不足すると、
代わりに自分の筋肉を分解し、エネルギーを産生します。
それによって、筋肉量・基礎代謝が低下し、
太りやすい体質になってしまうのです。
糖質制限によって甲状腺の機能が低下
甲状腺とは、甲状腺ホルモンを分泌し、体の代謝を促進する働きがあります。
甲状腺ホルモンの低下により、体が疲れやすくなったり、手足の冷えや便秘、
むくみ、眠気等が起こる場合があります。
ファスティング
内臓を休ませて、乱れた食習慣から正常なリズムに戻すことが目的です。
ダイエット目的に、頻繁にファスティングを行なってしまうと、
体がエネルギー備蓄システムを稼働させ、緊急時に備え
内臓脂肪を蓄えやすい体になってしまいます。
基礎代謝
暑い夏は汗をかくため、
基礎代謝が高くなって痩せやすいイメージがあるかもしれないですが、
逆に夏は基礎代謝が低く、気温の低い冬は基礎代謝が上がります。
そして、4月頃の春が、1番基礎代謝が高くなると言われ、
ダイエットで痩せやすい季節と言えます。
おすすめのダイエット
食欲を抑えるのにおすすめの食材
食欲を抑制するレプチンの分泌を促進する
青魚ではないですが、
鮭・サーモン・マグロもオメガ3系脂肪酸を含む魚の一つです
ほかにも、脂肪燃焼効果等も報告されています♩
甘いものを食べたい時の対処法
味蕾(味を感じる器官)は、
出汁を飲むことで、甘いものを好む味覚から、
しょっぱいものを好む味覚に、素早く変化させる効果があります。
よく噛むことで、体重が減る
咀嚼をしっかりすることで、
食事誘発性熱産生の効果が高まると言われています。
食べ物を消化吸収する際に消費するエネルギーのこと
スムージーだと、噛んで野菜を食べるより、
味を認知する時間が少ないので、満足感を得にくいと言われています。
料理で、野菜を大きく切ることは、
自然と咀嚼回数が増え、ダイエットに繋がります。
食事中のスマホ使用は
味に集中できず、満足感を得にくく、食べ過ぎの要因になる可能性があります。
ダイエットにおすすめドリンク
まとめ
ダイエットにおける食事は、やはり毎日の継続が重要です。
どんな小さなひと項目でも、自分にあった方法を見つけ、
習慣にしていけたら良いですね!
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